8月8日は「菓子教室&食育コミュニティ 横浜ミサリングファクトリー」の生徒さんが見学にいらっしゃいました。
ご応募が多かったとのことで2部に分かれ合計20人という大人数。
ミサリングファクトリーの松本先生からお話をいただいた際に、まだ開店したばかりのatelier結心を見学したい生徒さんがいるのだろうか?と不安もありましたがたくさんの方がご参加下さり心より感謝しております。
当日までどんなことを話したら喜んでもらえるか、色々考えていたのですが3割も話せなかった気がします。(ごめんなさい。)
まどれーぬが焼き上がり、焼き印を押したり袋詰めの作業も見てもらえるようにと準備していたのにそれもほとんどお見せすることができませんでした。
こんなことを話そう!と思ってまとめていたことを下に貼り付けました。(印刷してカンペにすれば良かったのに・・・( ;∀;))
お読みいただき、少しでも何かの足しになれば幸いです。
お話しようと思っていたこと
・夢があるのは素晴らしいこと!
・夢を現実にするには目標を設定して計画を立てることが大切。
・夢から目標へ変わる年齢に遅いという事はない!
私は大人になってから製菓衛生師という資格を取るため、働きながら自分のお金で専門学校へ行きました。
そして42歳の現在お店を開くことができました。
いくつになっても目標を達成することができると思っています。
それには好きなことへ向かって「考えること」「行動すること」が大切です。
普段の小さな「できない」をどうすれば「できる」になるか考えてみることが重要です。
「考える」というクセはどんな仕事につくときも重要なことです。
たとえすぐに実現できなくても、あきらめなければチャンスは必ずやってくると思っています。
まだ開店して半年しかたっておらず「成功している」わけではありませんので偉そうなことは言えませんが、今までの経験の中でお伝えできるのはこの部分かなぁと思います。
熟練した職人ではない、有名店や海外での修行実績もない、いわば「主婦起業」のような私が店を開き、それが誰かの背中を押すことになるならとても嬉しいことです。
もちろん今という瞬間はとても大切ですが、松本先生や先輩経営者さんが口々におっしゃる「事業は長く続けることが大切。」という事を軸に、ただがむしゃらに完璧を目指すのではなく楽しく長く店を営業できたらと思っています。
~パティシエになるために今できること~
「パティシエになるにはお菓子をたくさんつくって技術を磨くこと」
私も専門学校に通っているときそういうことを一生懸命考えていました。
でも実際に仕事についてみると大切なことはそれよりもっと前のことでした。
パティシエになって初めてのしごとは
●準備・片づけなどの雑用
ここで他の人と差をつけられると次のしごと「お菓子づくり」をさせてもらえるチャンスが生まれます。
パティシエは職人です 待っていても仕事はさせてもらえないしできるようになりません。
「今」与えられたしごとを確実に早くこなし次の仕事を積極的にとっていかなければ、いつまでもお菓子づくりはさせてもらえません。
その為に今できることは?
整理整頓でしごとが素早く正確にできるようにする訓練
→自分のお部屋・机をきれいにする。
どこに何があるかすぐにわかると仕事が早くなり正確にもなります
ごはんの後の片づけをお手伝い
どうやれば素早く正確に片づけられる?の訓練
お菓子づくりはチームワークも大切です
お母さんやお父さんとチームワークを組みやってみる
●パティシエは早起き
工場など→8時、8時半
お店→6時半、7時
私が勤めてきた会社や店の始業時間です。
新人の頃は先輩より30分以上早く来て準備をするところもありました。
朝早起きでも夜遅くまで仕事します。お休みも少ないところが多いです。ブラック企業?(今後は改善すると思いますが・・・。)
仕事の後居残りで練習して技術を磨きます。コンクールに出す作品をつくったりする人もいます。
今からできること
健康な体作り、暴飲暴食しない、早寝早起き
パティシエは体力が必要です。
お砂糖・小麦粉は20キロや30キロの袋を使います。(お家にあるお米が何キロか見てみてくださいね。)
これを持てなければ仕事になりません。
女の子は大概腰を痛めてすぐに辞めます。
私もヘルニアになりました!今までしていなかった力が急にかかるとこのように病気になります。
今からできること
腹筋だけでなく背筋を鍛えましょう 腹筋と背筋のバランスがとても大切です。
普段疲れていてはパティシエになれません 体力をつけるため食事・睡眠・運動をしましょう。
缶切り・瓶のふたを開けるなど力も必要です。
●センスを磨きましょう
ケーキの飾りつけや焼き菓子の形などお菓子はデザインするものでもあります。
同じ飾りつけでも苺の向きひとつとってもその人のセンスが出ます。
自分の商品をつくらせてもらえるようになった時、人と違うものを作ったほうが魅力的です。
今からできること
たくさんの作品(ケーキに限らず絵なども)を見てどこが良いか感じましょう。
絵を描いたり、何か自分でつくるときイメージを膨らませてからやってみましょう。
結局どういうこと?
お母さんやお父さんにいつも口うるさく言われていることが実はすごく大切!!
ミサリングファクトリーのレッスンでも大切にしている事だと思います。
それから最低限の算数やパソコンを使えるのも必要です。(勉強も大切です 笑)
つまらないお話でしたね。
でもそのつまらないことができないと立派なパティシエにはなれないんです。
「今からできること」少しづつでもぜひ実行してみてくださいね。
これはまた少し別の事ですが、大切なので書いておきます。
●信頼できる仲間づくり
開店の際、atelier結心にはたくさんの方がボランティアでお手伝いに来てくださいました。
また開店前、店の工事やコンセプトをつくっていく中でたくさんの方にご協力いただきました。
全てお金に換算したら莫大な費用がかかったことは間違いありません。
「日ごろからまわりにいる人を大切にし、想い想われる関係をつくる。」
という事がとても大切だと思います。
喜びを分かち合い、困ったことは助け合う。
開店の際たくさん助けてもらった分、今度は誰かの力になれるような自分になりたいと思います。
最近よく聞く「信頼貯金」、身をもって感じた出来事でした。
人は似たような人の周りに集まります。いつもプラスに考え明るく楽しくしていると、同じような仲間が周りに溢れますよ~!
まとめていたことは以上になります。
緊張もあり色々なことが飛んでしまい、さらに話の糸口がつかめずほとんどお話できませんでした。
それから初めに写真はご自由にとお話しようと思っていたのにこれも忘れたので、写真を撮っていた方も少なかった気がします。
見学会ご参加の方はatelier結心ホームページや私が投稿している写真はご自由にお使いください。
(ここの写真が欲しい!という方は個別にメッセージください。できる限り対応いたします。)
ご質問があればホームページのお問合せフォームやSNSなどをご遠慮なくお送りください。
(少しお待たせするかもしれませんが必ず返信いたします。)
また今回物足りなかったという生徒さんはまたお気軽に遊びにいらしてください。お客様優先とはなりますが営業時間ならいつでも見学していただけるようにします。
貼り付けた文章は覚書でしたので皆さんに読んでもらえるよう修正したのですが、私自身が初心に帰る良い機会になりました。今している仕事をもう一度ふりかえってみたいと思います。
見学会にご参加くださったみなさま、お手伝いしてくださった方々、主催ミサリングファクトリーの松本先生、貴重な機会をありがとうございました。
みなさんの夢や目標が実現することを願っています!
atelier結心 大木 由起子
※写真はミサリングファクトリーの松本先生、坂本知香さんよりお借りしました。