開業ストーリー~vol.9 取り扱い商品・セールスポイント~

ひとえにお菓子屋さんやケーキ屋さんと言っても特徴(セールスポイント)がなければその店らしさは出せませんし、一人で営業しようと思っている私が何人もパティシエを抱えている店のように何十種類ものケーキをショーケースに並べることはできません。


この部分に関してはなぜか「一人で・焼き菓子中心・カットケーキやデコレーションも少し・喫茶無し」というゆるがない形があったのですが、先日受けた珈琲文明の赤澤さんのセミナーで理由がわかりました。

ワンオペ、最初から最後まで自分でやりたいのです。来てくださったお客様に自分の作ったおかしを手渡したいのです。

ここが自分の商売をする醍醐味。要は手渡すものがたまたまおかしであり、それを中心に自分とお客様がつながる、贈り物をしてくださることでお客様同士がつながる、材料の生産者さんがつながる、

ちいさくても魅力のあるそんな輪のようなものをつくっていきたいというのが目標です。


それでは売上に限界があるとか、店を大きくできないとか​、働く割の対価にならないとか、そんなことはどうでもよいのです。

初めからは無理でしょうが自分ひとり生きていける分稼げて、それを維持していける。そこに上に書いた醍醐味を感じながら過ごしていけたら最高の人生だと思います。(お菓子屋さんは利益が少ないのでこれさえもとても難しいことは重々承知です。)


洋菓子店で働いていた際は大きなショーケースに何十種類ものカットケーキ、ホールのケーキも毎朝10台くらい出していました。

そんな形しか知らない私はいつしか店を持つことをあきらめ、同じような目標を叶えられそうな「教室業」に興味を持ち始めました。

セミナーを受けたり、資料をつくったり・・・。楽しかったし一生懸命したけれど、どこか引っかかるものを感じていました。

そんな中出会ったのが当時焼き菓子カフェをされていた伊藤めぐみさん。

焼き菓子とロールケーキがメインのカフェ。スタッフさんもいましたが「焼き菓子がメインで数種類に絞った生ケーキ。この形ならカフェが無ければ一人でもできそう!」とすごく衝撃を受けたことを覚えています。


一人でできる形を知ることはできましたが、それが売れなければ商売になりません。

売れるには魅力が必要。他の店との違いは???

(めぐみさんのお店のロールケーキは受賞していました。)


おかしから少し離れますがちいさい頃からお赤飯や抹茶、着物や扇子和風なものが好きな渋い子でした。

テスト販売を始めてもなんとなく抹茶や和三盆のお菓子をつくっていたり。

そう、日本って素晴らしい食材があふれるほどあるじゃない!そしてそういう味わいが好き♡

ここで向かう方向が決まりました。

和の素材をとり入れることでお客様自身にも「日本って素敵」と誇りに思ってもらえたら、それは魅力のある店になる。(かな・・・。笑)


そうして決まっていった取り扱い商品が「和の味わいをとり入れた焼き菓子」をメインに「数種類のカットケーキ」「ご予約のみでおつくりするホールケーキ」という形になりました。


一人でつくるからの限界を逆手に、店のセールスポイントをつくっていきたいと思います!

現在ギフトの包装なども品のある和モダンなものを考え中です(⌒∇⌒)


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